いちご王国のいちご達
とちぎの愛があふれるイチゴとちあいか
「とちあいか」は、栃木県のオリジナル品種として2019年秋に初出荷された新品種。
「とちあいか」には、食べてうれしい3大メリットがあります。
出荷時期
10月~6月
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女性によろこばれる
葉酸を含む「とちあいか」には、他のいちごと同様に「ビタミンC」が含まれています。
また、女性の皆さんに意識して摂ってもらいたい「葉酸」も含まれているのです。葉酸には胎児が正常に発育するためにも、妊娠を迎える前から、日々の食生活で摂り続ける必要があるビタミンです。
管理栄養士/Ph.D.
金高有里先生 -
酸味が少なく、
甘さが際立つ食べる前の香りの強さが特徴的なとちあいか。
口に入れると、スッキリとした口あたりで、酸味が弱くグリーン系のにおいが控えめなため、甘さが際立ちます!
デザート作りに使うのもいいのですが、この甘さを味わうためにも、ぜひ“そのまま”食べてもらいたいいちごです。栃木県農政部経済流通課調べ
(株式会社 味香り戦略研究所 分析結果) -
断面がかわいい
ハート形とちあいかはヘタの部分がくぼみが大きいので、縦にカットすると…かわいらしいハート形に!
食べる際にはぜひ半分にカットしてもらうと、お子さんも大よろこびすること間違いなしです♪
いちご王国の栃木県から届いた
甘さ際立つ「とちあいか」を
お召し上がりください。
いちごに含まれる
「葉酸」と
妊娠期の「必要性」
金高有里(管理栄養士/Ph.D.)
水溶性ビタミンであるビタミンB群の一種である「葉酸」は、「とちあいか」のみならず、全てのいちごに含まれている栄養素です。
「葉酸は、妊娠期の女性に必要な栄養素」ということは、今では広く知られていることですが、なぜ必要なのかその理由を知っている方は少ないのではないでしょうか?
数多くの疫学研究から、受胎の前後における葉酸摂取によって、胎児の神経管閉鎖障害(NTDs: neural tube defects)の発症リスクが低減することが報告され、日本でも厚生労働省から、妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に関して通知が出され、食事からの葉酸に加えて栄養補助食品等から葉酸を摂取することが推奨されています。
胎児の神経管は、多くの方が妊娠に気づいていないごく初期の時期にできあがるため、妊娠を迎える前から、日々の食生活でも一定量の葉酸を摂り続けている必要があるのです。葉酸は胎児の正常な発育に寄与するだけでなく、赤血球の形成やDNA合成に関わるため、男女とも全ての世代の人にとって必要な栄養素です。
食生活で葉酸を摂る際に、食品に含まれる葉酸には加熱や調理による損失が大きいという特徴があります。そこで、手軽に生のまま葉酸を摂ることができる果物…とりわけ「いちご」は優秀な果物だと考えられます(図表参照)。
葉酸を意識しながら、ぜひ家族揃っていちごを召し上がってみてはいかがでしょうか?
食品からの葉酸摂取源
として適しているのは?
果物(国産)100gあたりの葉酸量(μg)
日本食品成分表より 金高有里改変
発行:栃木県/
監修:金高有里【管理栄養士/Ph.D.】