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2024.01.23
「いちご王国」アンバサダーが「いちご王国・栃木」の現地視察を行いました
栃木農政部経済流通課では1月16日(火)、令和5年度「いちご王国」アンバサダーによる「いちご王国・栃木」の現地視察を行いました。
午前中は、宇都宮市の栃木県農業試験場生物工学研究室において、ゲノム情報を用いた新品種開発やDNAマーカーに関する講義を受講した後、実際にいちごのDNA抽出体験を行いました。ビーカーやスポイトなどを使う実験に「学生時代に戻ったみたい」という声も聞かれました。実験を進めていくとビーカーの中に白く細いひも状のいちごのDNAが現れ、抽出に成功しました。抽出したDNAは小さな容器に密封し、記念としてアンバサダーにプレゼントされました。このあと、DNA分析室や解析装置、果樹ウイルス無毒化培養操作室などの見学を行い、いちごの新品種開発におけるDNA解析の重要性を学びました。
午後は、真岡市内でいちごを主役にしたお菓子を製造している株式会社静風を訪問し事業紹介を受けました。栃木のお土産として大人気のお菓子「恋するいちご」の製造工程を案内していただき、フリーズドライのとちおとめをホワイトチョコでコーティングする工程や箱詰め作業を見学しました。
最後は道の駅ましこに立ち寄り、1月13日(土)から始まった「大切な人にいちごを贈ろう運動」キャンペーンの現場視察を行い、日程を終了しました。
今回は、いちごのDNA抽出体験や人気商品の製造工程見学など、普段は見ることのできない現場を見学することができ、充実した現地視察となりました。
令和5年度「いちご王国」アンバサダーは、3月末までSNSで栃木のいちごに関するさまざまな情報発信を行っていきますので、せひご覧ください。